分け目が目立つときの対策|50代の髪をふんわり見せる

分け目が目立つときは、まず「分け目を動かす」

鏡を見て「分け目のところの地肌が透けて見える」と感じたら、いちばん先に試してほしいのは、分け目の位置を数センチずらすことです。

長年同じ場所で分けていると、その線に沿って髪が同じ方向へ倒れる癖がつきます。

倒れた髪は根元から立ち上がらないので、割れ目に沿って地肌が見えやすくなります。

つまり「分け目が目立つ」と感じている状態には、髪そのものの変化と、癖でついた分かれ方の両方が混ざっています。

後者は今日から変えられます。

やり方は簡単です。

  1. 髪を根元から軽く濡らす(霧吹きでも、手を濡らして地肌を触るだけでもよい)
  2. いつもの分け目から1〜2cm横に、指でジグザグに線を引くように分け直す
  3. 分け目の根元を、髪を持ち上げた状態でドライヤーで乾かす
  4. 乾いたら、手ぐしで表面だけ整える(分け目のところにクシを入れ直さない)

ポイントはまっすぐの線をつくらないこと。

ジグザグの分け目は境目がぼやけるので、地肌が線状に見えにくくなります。

数センチずらすだけでも、根元の向きが変わって影が出て、ふんわりとした印象になります。

「つむじが割れる」というお悩みも、原理は同じです。つむじは髪の生える方向が渦を巻いている場所なので、乾かす方向が一定だと渦の中心がぱかっと開いて見えます。

つむじ周りは前から後ろ、後ろから前と、あえて逆方向にも風を当てて乾かすと、髪同士が支え合って割れにくくなります。

なぜ50代から気になり始めるのか

「昔と同じ髪型なのに、分け目だけ目立つようになった」——

これはよく聞くお悩みです。理由はいくつか重なっています。

  1. | 変化 | 分け目にどう出るか
  2. | 1本1本が細くなる | 同じ本数でも密度が下がって見え、地肌が透ける
  3. | ハリ・コシが減る | 根元が立たず、分け目に沿って倒れる
  4. | うねりが出る | 根元の向きがそろわず、分かれ目がはっきりする
  5. | 白髪染めの頻度が上がる | 髪の表面が乾いてまとまりにくくなる
  6. | 頭皮が乾きやすくなる | かさつき・かゆみが出て、ケアがしにくくなる

ここで大事なのは、「地肌が透ける」=「髪が減った」とは限らないということです。

髪が細くなって根元が寝ているだけでも、見た目の透け方はかなり変わります。

だからこそ、乾かし方やスタイルの変更で印象が変わる余地が大きいのです。

一方で、次のような場合は美容室の範囲を超えます。遠慮なく医療機関にご相談ください。

  • 短期間に急に抜け毛が増えた
  • 地肌に赤み・強いかゆみ・痛み・湿疹がある
  • 分け目ではなく、円形にぽっかりと地肌が見える箇所がある

美容室でできるのは頭皮環境のケアと見た目の印象づくりまでで、症状の診断や治療はできません。

線引きをはっきりさせておくほうが、遠回りせずに済みます。

自宅ケア:分け目に効く順に並べた6つ

やることが多いと続きません。効果を感じやすい順に並べました。上から3つだけでも変わります。

1. 乾かす順番を変える

分け目が目立つ人の多くは、乾かし始めが遅いか、上から下に風を当てているかのどちらかです。

  1. タオルドライ後、まず根元から乾かす。毛先は後まわしで大丈夫。
  2. 分け目周りは根元を指で起こして、下から風を入れて乾かす。
  3. 8割乾いたところで、分け目を左右に振って冷風で固定する。

根元が立った状態で乾けば、その形が一日もちます。逆に自然乾燥だと、髪は重力どおりに倒れた形で固まってしまいます。

2. 夜のうちに乾かしきる

濡れた髪は表面が開いていて弱く、枕でこすれます。寝る前に地肌まで乾かすことは、それだけで髪を守るケアです。

地肌を触って冷たく感じるなら、まだ乾いていない証拠です。

3. シャンプーは「地肌を洗う」

髪をこすらず、指の腹で地肌を動かすように洗います。この時爪は立てません。

すすぎは洗う時間の倍かけるつもりで、生え際・耳の後ろ・襟足を流し残さないこと。

分け目の地肌がべたつく、逆にかさつくという方は、洗い方とすすぎの見直しが最初の一手です。

4. トリートメントは根元につけない

毛先中心で十分です。根元につくと髪が重くなり、せっかく立ち上げた分け目が倒れます。

5. スタイリング剤は「軽いもの・根元に少量」

オイルを根元につけると倒れます。ふんわり見せたいなら、根元には軽いミストやパウダー系を少量。全体につけず、分け目の両サイドだけでよいです。

6. 頭皮の保湿と、ほぐし

乾燥が気になる季節は、頭皮用の保湿ローションを分け目に沿ってなじませ、指の腹で地肌を軽く動かします。

強く揉む必要はありません。気持ちいい範囲で、1〜2分。お風呂上がりの習慣にすると続きます。

美容室側でできること:切り方・分け方・頭皮ケア

自宅ケアと並行して、サロン側でも打てる手があります。

まず、担当美容師に「分け目が気になる」と言葉で伝えてください。 これが一番効きます。伝われば、次のような調整ができます。

  1. 分け目をずらして落ち着かせる:新しい位置で乾かす癖をつけるところまでを、その場でやってしまう
  2. 根元が立つ長さ・段の入れ方にする:重さを削るだけでは逆にペタッとすることもあるので、どこを軽くするかが要です
  3. 前髪や顔周りで視線を分散させる:分け目そのものより、顔周りの動きのほうが印象を左右します
  4. カラーで明暗差をゆるめる:地肌と髪の色が離れているほど透けは目立ちます。根元付近のコントラストをやわらげる考え方があります

そのうえで、頭皮そのものを整えたい方には毛根改善メニューをご用意しています。

Borderless Salon(表参道・麻布十番)の毛根改善は、医師監修のヘッドスパプログラムに、赤色LED照射とヒト幹細胞培養液(保湿成分)を組み合わせた頭皮エステです。

心地よいヘッドスパで頭皮をほぐし、頭皮環境を整えて、ふんわりとした印象の髪を目指すという位置づけのメニューです。

現実的に使いやすいのは、カラーの放置時間内に20分から受けられる点だと思います。白髪染めのために月1回来ている方なら、待ち時間がそのまま頭皮ケアの時間になります。新しく通う日を増やす必要がありません。

また、妊娠中の方もご利用いただけるオーガニック処方です。処方の制約で選べるメニューが少なくなりがちな時期でも受けていただけます。

※効果には個人差があります。仕上がりの印象は施術内容・髪質により異なります。

※料金・コース内容はメニューページをご覧ください。

毛根改善サービスメニュー

 

なお、毛根改善は治療ではありません。頭皮環境のケアと見た目の印象までが範囲です。症状としてご心配がある場合は、医療機関にご相談ください。「クリニックに行くほどではないけれど、気になり始めた」という段階の方に、いつもの美容室でできる選択肢として使っていただくのがちょうどよいと考えています。

まとめ:今日やること、次の来店でやること

今日やること

  1. 分け目を1〜2cm、ジグザグにずらす
  2. 根元から乾かす。分け目は下から風を入れる
  3. 夜のうちに地肌まで乾かしきる

次の来店でやること

  1. 「分け目が気になる」と伝える
  2. 分け目の位置と、根元が立つ長さを一緒に決める
  3. 頭皮ケアを足すなら、カラーの待ち時間に入れられるか相談する

分け目の悩みは、髪を増やすことではなく、根元の向きと頭皮の状態を整えることで見え方が変わる部分がかなりあります。まずは乾かし方から。

それでも気になるなら、地肌の状態を見ながら一緒に考えていきましょう!

ご相談・ご予約

関連記事

赤色LEDフェイシャルとは?頭皮とお肌に光をあてる毛根改善メニュー

「白髪と向き合う日々、40代からのヘアストーリー」〜白髪ケアで見つける、自分らしい美しさ〜

髪質改善のビフォーアフター|広がり・うねりがどう変わるかを写真で見る

PAGE TOP